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若年層で増える、あえて飲まない習慣「ソバーキュリアス」

執筆者の写真: 直也 左近司直也 左近司

年末に近づきつつ、皆さんも自然と飲酒の機会が増えてくる季節ではないでしょうか?

本日は日本・海外で浸透しつつある”あえて飲まない”「ソバーキュリアス」という習慣を紹介する。


ニッセイ基礎研究所の記事によると、日本人の飲酒習慣は20年前と比べると大分低下していることがわかります。

下図によると、男性では全世代、女性では主に20~30代で飲酒習慣が減っています。

理由は様々だが、「健康志向の高まり」、「リスク回避志向の高まり、「娯楽の多様化」等が挙げられるでしょう。

性別・年代別の飲酒習慣の変化(ニッセイ基礎研究所の記事から抜粋)


特に「健康志向の高まり」については、飲酒によるリスクが明確になってきました。

厚生労働省の検討会によると、「1日当たりの純アルコール量で、男性は40グラム以上、女性は20グラム以上を摂取した場合としたうえで、体質などによってはより少ない量にすることが望ましいとしています。

ちなみに、ビールのロング缶(500ml)で純アルコール量が20gのため、「男性は一日ロング缶2本、女性は1本が望ましく、人によってはもっと少なくすべき」ということになります。

生活習慣病の発症リスクが高くなる目安(NHKの記事から抜粋)


そういった状況の中で注目されているのが「ソバーキュリアス」という、お酒は飲めるけどあえて飲まないことを選択したり、ノンアルコールのドリンクを楽しんだりするライフスタイルです。

この言葉は英語の「sober(シラフの)」と「curious(好奇心旺盛な)」という2つの言葉の組み合わせから成り立っています。

このライフスタイルのメリットは多々ありますが一部を紹介すると、、、

  • 肌や体調のコンディションが良くなる

  • 睡眠の質の向上

  • 生活習慣病などの改善

  • 二日酔いがなくなり生産性が向上する

  • 時間の有効活用

  • 経済的に節約できる

  • 飲み過ぎによる失敗などがなくなる


かつてはお酒を飲まない人=「空気が読めない」ようなイメージがあったのかもしれないが、今は全くそんなことはなく、各個人が自分のスタイルに合ったライフスタイルを選択することで、心身ともに充実した生活を送ることが出来るのではないだろうか。


我々「紀州 ZERO Drinks」も皆さんの多種多様な生活の選択肢の一つとなるべく、厳選した商品を提供していきます。


<参考文献>

・NHK、飲酒ガイドライン 純アルコール量とは 度数と飲酒量 健康リスクとの関係は?、https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20231124b.html

・ニッセイ基礎研究所、さらに進行するアルコール離れ-若者で増える、あえて飲まない「ソバ―キュリアス」、https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=73171?site=nli

・IDEAS FOR GOOD、ソバーキュリアスとは・意味、https://ideasforgood.jp/glossary/sober-curious/

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